

こんにちは。ぱぱハムです。
私は、2019年の2月から1,000円分のポイントで投資を始めました。
現在は、年間で約17万円、月に換算すると約1.4万円の配当金を受け取っています。
時間とお金に追われない暮らしを実現するために投資しており、目先の目標は配当金を年間24万円、月換算2万円にすること。
そんな道中のリアルな体験をもとに、初心者向けの投資知識を書いています。
今回のテーマは「目標を明確にして、投資方針を決める」です。
投資方針を決めていないと、一時的な波や流れなど環境の変化に惑わされ、誤った投資判断をしてしまいます。
環境変化に惑わされ頻繁に売り買いを繰り返すのは、投資ではなく、ギャンブルです。
「自分が投資をする目的は何なのか?」
この部分を明確にして、芯のある投資をしましょう。
前回の記事はこちら
投資初心者が始めにやることは証券口座開設~必要な一歩を踏み出す~
目次
投資とは
将来的な利益を得るために、資金を使うことが投資です
様々な種類の投資があり、何に投資するかによって利回りや安定性が違います。

投資の主な種類
債券
価格変動 ★☆☆☆☆
利回り ★☆☆☆☆
流動性 ★☆☆☆☆
債券は、国や企業が資金調達のために発行する期限付きの有価証券です。
債券を購入すると、あなたは、国や企業などの発行元にお金を貸していることになります。
発行元からは定期的に利息が支払われ、期限になると貸しているお金が一括で返済される仕組みです。
市況によっては元本を下回ることがありますが、途中で売却することもできます。

投資信託
価格変動 ★★★☆☆
利回り ★★☆☆☆
流動性 ★★☆☆☆
多数の投資家から預かったお金をまとめて、ひとつの資金として扱い、プロが運用する商品が投資信託です。
運用によって得た利益が分配金として支払われる商品と、分配金が自動的に再投資されて価格が上がっていく商品があります。
日経平均などの指数に連動ように運用するのはインデックス型、独自の運用を行うのはアクティブ型と呼ばれます。
100円単位で購入できるものもあり、少ない資金で債券や株式などに幅広く分散投資できることがメリットです。
購入手数料や信託報酬などの管理費用が発生し、売買の完了までは数日かかります。

株式
価格変動 ★★★★★
利回り ★★★☆☆
流動性 ★★★★★
株式は、企業が資金調達のために発行する有価証券です。
株式を買うと、その企業の株主となります。
株主は、利益の一部を配当金として受け取ったり、株主総会での議決権を持つことができます。
取引時間中はリアルタイムで売買可能です。
配当金が出ない企業もありますが、高配当と呼ばれる利回りが高い企業もあります。

リート
価格変動 ★★★★☆
利回り ★★★★★
流動性 ★★★★☆
リートは、多数の投資家から集めたお金をまとめてひとつの資金として扱い、不動産を購入して運用する不動産投資信託です。
運用によって得た利益が、投資額に応じて分配されます。
実際に不動産を持つ場合と比べて、低い購入単価、投資先が分散、現金化も容易といった特徴があり、リスクを抑えた不動産投資ができます。

キャピタルゲインとインカムゲイン
投資では、キャピタルゲインとインカムゲインによって利益を得ることができます。
キャピタルゲイン
買ったときの価格よりも、高い価格で売って得る利益がキャピタルゲインです。
キャピタルゲインを目的に投資する主な資産は投資信託、株式、リートがあります。
インカムゲイン
資産を持ち続けることで、利息、分配金、配当金として得られる利益がインカムゲインです。
インカムゲインを目的に投資する主な資産は債券、株式、リートがあります。

投資の目的を明確にする
投資初心者が安定した芯のある投資をするためには、投資の目的を明確にすることが必要です。
あなたの投資の目的は何ですか?
一緒に考えてみましょう。
将来のための貯蓄
現在手元にまとまった資金がない場合、投資によって老後資金、教育費、住宅購入など将来のための貯蓄を加速させることができます。
私自身、まとまった資金がなく1000円分のポイントから投資をスタートさせました。
月3,000円からでも年月をかけて堅実に投資していけば大きな資金となります。
例-月3,000円を20年間、利回り5%で運用した場合=1,222,422円になる計算です。(元本は720,000円)

現在の生活のための補填
ある程度まとまった資金がある場合は、現在の生活の補填として投資を始めるのもありです。
生活費や教育費の負担が減り、日々の生活に余裕ができます。
金額次第ではFIREという選択肢も見えてきますよ。
※FIREとは、投資による収益を利用して通常退職年齢よりも早期退職して生活することです。
例1千万円を利回り5%で運用した場合=月33,202円の運用益があります。(税引き後)


投資方針を決める
投資の目的が明確になったら、投資方針を決めましょう。

運用期間
目的までの運用期間を、いっぱいに使って投資する計画を立てましょう。
手元にまとまった資金がある場合も、一括投資はオススメしません。

捻出可能金額
運用期間が決まったら、その間に捻出可能な金額を決めます。
ここでは、余裕を持って資金計画を立てることが重要です。
投資は想定とは違う方向に進むこともあるからです。
2000年のITバブル崩壊や2008年のリーマンショックなど相場の暴落はいつやって来るか誰にもわかりません。
投資信託や株式は運用益が大きくなりやすい代わりに暴落時には価値が大きく下がります。

目標運用益
運用期間と捻出可能金額が決まったら、目標運用益を定めます。
どれくらいの利回りの資産に投資するかを決めることで、おおよその目標運用益がわかります。
利回りが高い投資ほど、リスクが高いことに注意しましょう。
歴代の市場平均でみると3%~8%ほどが安全に投資できる指標です。
まとめ
目的を明確にして投資方針を決めることで、その時々の状況に惑わされず、芯のある投資を行えます。