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投資初心者にもできる積立投資とは~王道のドルコスト平均法を解説~

ぱぱハム
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こんにちは。ぱぱハムです。

私は、2019年の2月から1,000円分のポイントで投資を始めました。
現在は、年間で約18万円、月に換算すると約1.5万円の配当金を受け取っています。

時間とお金に追われない暮らしを実現するために投資しており、目先の目標は配当金を年間24万円、月換算2万円にすること。
そんな道中のリアルな体験をもとに、初心者に役立つ投資知識を書いています。

今回のテーマは「投資初心者にもできる積立投資とは」です。

成長株投資、バリュー株投資、デイトレードなど、世の中には様々な投資手法があります。
それぞれの手法には、それぞれの理論があり、どれが良くてどれが悪いと簡単に判断できるものではありません。

いざ投資を始めようと思っても「どんな投資法がいいのかわからない」ということになってしまうのではないでしょうか?

そこで今回は、投資初心者にも再現性の高い投資手法である積立投資について解説していきます。
積立投資の知識さえ身につけてしまえば、投資初心者でも、安定した運用成績が期待できます。

前回の記事はこちら

目的を明確にして投資方針を決める~投資初心者がやること~

積立投資とは

投資の王道

積立投資は、決まったタイミングで決まった金額を投資して、資産を積み立てていく投資法です。
長期運用することで複利効果が増大して、安定した運用成績が期待できるため、投資の王道とされています。

※複利効果とは
元本に加えて、利息にも利息が掛かり、資産増加速度が増していく効果

例えば
月1万円の積立投資を年利5%で続けた場合、20年後の積立資産は400万円を超える計算になります。
積立元本は240万円なので、なんと運用益は約160万円

ぱぱハム
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この運用益をもたらす要因こそ、20年間の複利効果です。

少額からはじめられる

初めから大きな資金を用意する必要がないのが積立投資です。

以下の2つのパターンを見比べてみてください。
月1万円を年利5%で20年投資する場合=積立資産は約400万円運用益は約160万円
月5千円を年利5%で30年投資する場合=積立資産は約400万円運用益は約220万円

積立期間を長くして、複利効果を最大化することが積立投資のカギとなります。

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長く続けることが大切なので、無理なく積み立てられる金額を設定しましょう。

ドルコスト平均法で安定した運用成績

暴落などの市況変動に強いことも、積立投資の特徴のひとつです。
時間をかけて少しずつ買い増していく積立投資では、期間が長くなるほど平均買付価格が安定します。

例えば
積立額が月1万円の場合
・1月に投資先が1,000円だと10口買えます
・2月に投資先が500円だと20口買えます
・3月に投資先が2,000円だと5口買えます
・4月に投資先が1,250円だと8口買えます
・5月に投資先が1,250円だと8口買えます
合計5万円で51口買えました。
平均すると約980円で1口を買ったことになります。

例えば
5万円をどこかで一括投資する場合
・1月に投資先が1,000円だと50口買えます
・2月に投資先が500円だと100口買えます
・3月に投資先が2,000円だと25口買えます
・4月に投資先が1,250円だと40口買えます
・5月に投資先が1,250円だと40口買えます
同じ5万円を使ったのに、月1万円積み立てた場合の51口を上回るのは、2月に買った場合だけでした。

積立投資では、市場価格が低い時には購入口数が多く、市場価格が高い時には購入口数が少なくなります。

これをドルコスト平均法と言います。

例え手元にまとまった資金があり、豊富な知識と経験を持っていたとしても、一括投資で、長期のドルコスト平均法を上回る口数を購入することは困難です。

ぱぱハム
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ドルコスト平均法は、誰がやっても再現性の高い投資法です。

手間がかからない

積立投資は、驚くほど手間がかからない投資法です。
最初に仕組み化してしまえば、ほったらかしで投資を続けられます。
毎朝、経済ニュースを確認したり、株価のチェックをする必要が一切ないのです。
むしろ、なにもせず機械的に投資を行うことで、優れた運用成績が期待できます。

証券口座を開いたら、さっそく自動的に積立買付、引き落としを設定しましょう。

ぱぱハム
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証券会社によっては、クレジットカード決済でポイントまで貯めることもできますよ。

積立投資の実践方法

投資先の選定

株価や基準価格は、企業やファンドの成長によって上昇していくものです。
投資するからには、成長が期待できる企業やファンドを選ぶ必要があります。

長い歴史の中で、世界の株価は右肩上がりに上昇しています。
これは、世界経済が成長を続けているという事実に基づいた結果です。

積立投資の投資先には、全世界株式(通称オルカン)や全米株式(通称VTI)などインデックス型の投資信託がおススメです。
これらは世界の株価指数に連動した商品で、アップルやマイクロソフト、エヌビディアなど世界中をリードする優良企業に幅広く投資できます。

積立投資の仕組化

楽天証券のスマホサイトから全世界株式を積立設定する手順を解説します。
この手順は令和6年9月現在のものです

・スマホで楽天証券にログイン
・少し下にスクロールして「銘柄・ファンドを探す」から「NISAで探す」を選択
・「つみたて投資枠のファンド一覧」を選択
・「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」を選択
・「積立設定」を選択
・毎月の積立金額を決めて「次へ
・分配金コースは「再投資型」を指定して「次へ
・「目論見書の閲覧」もしくは「未確認の書面を閲覧する」を選択
・「同意して次へ」を選択
・(楽天キャッシュ、楽天カード決済、証券口座、その他金融機関)いずれかを選択
・積立指定日を指定して「次へ
・内容を確認して「取引暗証番号」を入力して「設定する」を選択して完了

参考:楽天証券公式サイト

※操作方法はサイトリニューアルなどで変わることがあります。
※積立投資の操作方法は各証券会社によって異なるので、ご自身の証券会社の手順をご確認ください。

積立投資に失敗しないポイント

積立投資に適した投資先を選ぶ

全世界株式(オルカン)や全米株式(VTI)などのインデックス型の投資信託で、購入手数料や信託報酬などの管理費用が安いものを選ぶことがポイント。
管理費用が高いと積立投資には不向きです。
ファンドの運用成績がよく見えても、アクティブ型の投資信託は選択肢から外すことをおススメします。
具体的には、全世界株式の信託報酬率は0.05775%が目安で、低ければ低いほうがいいです。

積立期間中は価格変動を気にしない

積立投資は積立期間が長いほど複利効果が増して、安定した運用成績が期待できます。
老後資金、教育費、住宅購入など目標までの積立期間中は、積み立てた資産を売らないことが基本です。

特に、暴落後の株価上昇は積立投資の運用益を大きく伸ばす原動力となります。
リーマンショックやコロナショックのような暴落中も、資産を失う恐怖感に負けずに積立投資を継続しましょう。

新NISA積立投資枠やiDeCoを活用する

積立投資では新NISA積立投資枠やiDeCoを必ず利用しましょう。

積立投資のゴールは売却です。
目的の資金が必要になった場合、積み立てた資産を売却して現金化する必要があります。

通常、売却する際には売却した際の運用益に対して20.315%の税金が差し引かれます。

例えば
運用益が100万円の場合=税金203,150円

かなり大きな金額です...

しかし、新NISA積立投資枠やiDeCoなどの優遇制度を利用することで、税金がかかりません

例えば
運用益が100万円の場合=税金0円

この差はかなり大きいので、必ずNISAやiDeCoを利用しましょう。
ちなみにこららの優遇制度は資産購入時に選択する必要があるので注意が必要です。

まとめ

積立投資は投資の王道です。
投資先の選定と仕組化さえやってしまえば、ほったらかしで安定した運用成績をあげられます。

積立投資に失敗しないポイントは3つ
積立投資に適した投資先を選ぶ
積立期間中は価格変動を気にしない
新NISA積立投資枠やiDeCoを活用する

以上のことに注意して、積立投資を始めてみましょう。

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